春休み・スイス旅行 – 食べ物

スイスの料理といえば、チーズフォンデュ。インターネット上の記事や旅行系ユーチューバーの動画を見て、チューリッヒでよく出てくるAdler’s Swiss Chuchiという店に行ってみた。到着してみると、なかなかの列ができている。予約してる人は少し待つぐらいで入れてるようで、入って行く人の話を聞いてると、1人が地元の人で他の何人かが旅行者のグループが多いみたい。このお店が観光客向けと言えば、それまでやけども、そもそもスイス人はそんなに外食をしないとか(ほんまか)。

40分ほど待って、店の奥の方の席に案内された。注文するのは、もちろんチーズフォンデュ(Cheese Fondue)。そのまま頼むと、フォンデュの鍋とパンのセットで、蒸し野菜を追加。フォンデュ鍋に入っているのは、溶けたチーズだけじゃなくワインも入ってるよう。チーズとパンの相性はもちろん、ズッキーニ、ブロッコリーとも良い感じ。チーズが少なくなってくると、底の方が焼けて「チーズのおこげ」みたいなのが出来る。これも美味しかった。フォンデュの他にもう一つ有名な地元の料理は、チューリッヒ風のロスティ付き(ジャガイモ)仔牛のフリカッセ。これもまぁよし。

スイス料理ではないものの、プレッツェル専門店が結構あり、大きくて中に何か挟まったもの、甘いもの、塩気の強いものと、いろんな種類のプレッツェルが売られている。ソーセージも有名で、ソーセージスタンド(ソーセージのみ)もあれば、バゲットに挟むようなホットドッグタイプのもある。大体、夕食はスーパーで買って食べてて、安売りコーナーの50%引きには驚き。プチトマトとかチーズが美味しいのか、このサラダも美味しかった。

2月の記憶がないが、バレンタインはあったよう

2月は授業に出張やら複数のプロポーザルの締切などがあって、気づいたら終わってた。スマホのカメラロールを見て何があったか思い出すと、バレンタインはあったよう。アメリカのバレンタインは、男の人がいろいろ買い物をする日。バレンタインの数日前からいろんなところで花とチョコレートが売り出されてる。定番のチョコレートものは、チョコレートカバードストロベリー。苺にビターチョコレートのコーティングがかかってる。チョコレートの苦味と苺の甘酸っぱい感じが美味しい。苺が大きく、食べた時に甘すぎず、酸っぱすぎずちょうど。花、チョコレート、チョコレートカバードストロベリーを購入。Belated happy Valentine’s day!プロポーザルが採択されるとなお良し。

石垣島 沖縄そば巡り

石垣島滞在中に沖縄そば(八重山そば)を食べに行ったお店の紹介。結論から言うと、どこも美味しく、他のメニューを食べにまた行きたいお店ばかり。ここでいう美味しいは、何度も食べたくなる感じ。一口食べて虹が出るようなものではない。お昼にしか開いていないお店もあるので要注意。沖縄そば・八重山そばは、ご飯(米)のお昼よりも軽めの食事として食べれるのが気に入ってる。食べた後、ダイビングにもいけるぐらい。今回の滞在で訪れたのは以下のお店。

八重山そば処 来夏世

来夏世(くなつゆ)は調べると、ランキング常連の有名店。市街地から近く、午後1時ちょっと前に行ったら、お店の中はすでに人でいっぱい。車で来て中の様子を見てる人たちもいたりと、向かってるだけで人気店とわかる感じ。メニューは八重山そばとご飯類、漬物のみ。八重山そばセット(中)とお漬物(ゴーヤ、大根)を注文。ただ、じゅーしー(炊き込みご飯)は売り切れてたので赤米で。八重山そばは、かまぼことちょっと肉が乗った一番シンプルなそば。ここのスープはあっさりしてる中に程よいコク、脂身があり、人気店なのが良くわかる。思うに、多くの人に受ける味。もう一度行ってみたいとも思えるお店。

島そば一番地

こちらも市街地にある八重山そば専門店として有名なお店。混む時は激混みやけども、お昼も夜も開いてるので空いてる時にいけば問題なし。このお店は、石垣に行く時には必ず寄ってるお店の1つ。スープが薄味めの鰹出汁で自分好み。三枚肉とか他のもの濃い味と合わさって丁度になる感じ。濃い味好きの人には、ちょっと塩気が物足りないかも。お店の雰囲気もなんか好き。麺類ですぐに食べしまいがちやけども、ゆったりとした石垣の空気と店の雰囲気を楽しみながら、ゆっくり食べるのが良い。

いちば食堂

h市街地のユーグレナモールの3階にある食事処。いわゆる食堂で、自分のような観光客もちらほらいる中、地元で働いてる人達のグループが何組も食事に来てた。美味しそうなメニューが多く、悩んだ末に豆腐チャンプルー。石垣島特有なのか沖縄なのか分からんけど、チャンプルー類に入ってるもやしが細め。チャンプルーって、和風野菜炒めみたいなもので、さっぱり食べたい、野菜が食べたい時にちょうど。ここも他のメニューが気になったのと便が良いので、また行ってみたい所の1つ。壁の何箇所かには、メッセージノートが掛かっていて旅の思い出を書き込ませてもらうことも出来る。

舟蔵の里

宿に併設してる茶屋とレストランでご飯が食べられる。沖縄・石垣料理の定食が食べれるお店。写真は、八重山そば定食(2000円)。八重山そば(小)、もずく、昆布の炒め煮、ジーマミ豆腐、じゅーしーとお漬物。自分が行った時には1人だけで静かな店内でのんびりと食事できるレストラン。夜は5000円〜10000円のコース料理もあって記念日とかにも使えそうな感じ。これが激うま!っていうのを覚えてるわけじゃないけど、どれも丁寧な味付け。種類が食べれるのも良い。器へのこだわりも感じる。市街地からはちょっと離れていて、レンタカーかレンタルサイクルが必要。

八重山そば処 夢乃屋

石垣島、メインの交差点、730交差点(ななさんまる)のところにあるレストラン。八重山そばも食べるけども、ここではゴーヤチャンプルー定食。コンビニ飯しか選択肢がない時に、ふらっと1人で気楽に入れるお店。外国人観光客も多いみたいで、タブレットで注文するタイプ。安定してる。

八重山そば 平良商店

お昼のみの沖縄そば屋。ここも有名店で、混む時は列ができてるらしい。注文したのは、三枚肉そばとじゅーしーおむすび。人気の秘密は、スープかな。脂身があって、あっさり目ではあるものの、一番ラーメンに近いかも。豚肉のゴロゴロした感じも美味しい。店内は明るく、人でいっぱい。お弁当も数量限定で置いてるようでお弁当を買いに来てる人も。あと、このお店の牛そばとか他のメニューも人気のようで、また行きたいお店の1つ。

まつむとぅ家

中心地から少し離れたとこにある古民家のおそば屋さん。お昼ちょっと前にレンタルサイクルで行ってみたら、お客さん第一号やった。店に着くなり、井戸の蓋に猫が昼寝してる様子や赤瓦の古民家感が満載。靴を脱いで上がった感じは、知り合いのお宅におじゃましてご飯食べるような感じ。食後のコーヒーのサービスもある。お店の人が気さくに話しかけてくれて、この日は、たんかん(ぽんかんのようなみかん)と竹トンボをくれた。子供連れには楽しいかも。晴れてる日には外のテーブルでの食事も良さそう。外のテーブルあたりには島コショウのピパーチがなってることも。

味処 岩

ユーグレナモールから歩いて5分ぐらい、スロット屋の2階にあるお店。常連のお客さんが多そうなお店やけども(実際多い)、夕飯時に1人でふらっと入ってみた。悩んだ結果、注文したのはミニ懐石。お刺身、おでん、そば、小鉢と盛りだくさん。さらに、今日は紅芋とパパイヤが手に入ったからと、もう1つ小鉢のサービス。普通に美味しい。まぁまぁ高齢なご夫婦が仲良くやってる感じがとても家庭的で、食事とは何かを考えてしまった。お酒も置いてあるけど、ご飯だけでも気軽に入れて、店のゆったりした雰囲気を感じながら食事できるお店。他のものを食べにもう一度行こうかな。

サンクスギビング休暇

11月の第4木曜日はサンクスギビング(感謝祭)で休日。翌日の金曜日も休日で4連休。連休で、食べるものが決まっている感じは、日本の正月に近い。雰囲気的にも、サンクスギビングの週はすでに休みの空気感があり、教授によっては水曜日の授業を休校にする人もいる。

今年の我が家のサンクスギビングは、コストコの七面鳥(ターキー)、クリームスピナッチとパンプキンパイ。特にコストコのパンプキンパイは安くて大きく人気らしい。そのままパイとして食べてもよいし、大きいから内側のみを丸い型でくり抜いて、クリームを乗せた小さめのデザートにしたりとアレンジできるのも人気の理由らしい。ターキーは、中にスタッフィングが入ってて、これだけで完成。程よく水分がある肉もちょうどよい。ターキーを食べることはほとんどなく、一年に一度食べるターキーは季節感があって良い。

サンクスギビングの前の週に、長年、何度も書き直していた論文の原稿ができて共著者に送ることができた。で、原稿の完成までお預けにしていた「進撃の巨人」の最終シーズンを連休中に一気に鑑賞。アメリカではHuluで見ることができて、そのために1ヶ月のお試しに加入。連休じゃなかったら終わらない最終章のボリューム、結末はともかく完結して満足。エレンと同じく「壁の外も中も同じ」というのは、日本でもアメリカでも他の国でも同じという感じにとれる。アメリカ版Huluはアニメを推してるようで、その中から1988年に公開された「AKIRA(映画版)」も鑑賞。連休中に2回も世界が壊滅してしまった。

記念日ディナー

結婚記念日でちょっとよいレストランへ行ってきた。アメリカなのでステーキハウスはいくつもあるけど、カジノの中にあるステーキハウス(Western Villege)が我が家のお気に入り。記念日で使われることが多いレストランで、テーブルに案内される時に何か特別な日なのかを聞かれる。すると、食事の合間に来て写真を撮って、帰るまでにプリントアウトしてもらえるサービスがある。

テーブルについて注文すると、パンとバターが出てくる。ここで食べすぎると後が苦しくなるのがステーキハウス。 パンはほどほどに、サラダ。ステーキの前に口直しのシャーベットがあり、メインのステーキ。見た感じ焼け過ぎてるようやけどもちょうどよいミディアムレア感。付け合わせの野菜、ポテトもよい。コーヒー、デザートを頼んだら、記念日ということでサービスのデザートも合わせてきた。シンプルながらこちらも美味。

実験中に有り難いコンビニ飯

実験中は、生活リズムが全体的にズレて、朝食、昼食、夕食とも時間通りに食べれることはない。睡眠も1日に2回寝るような生活が数日続く。集中力を切らさないためにも、食べすぎたり、睡眠不足にならないよう気をつけて、実験が終わると一気に開放された感でいっぱいになる。

今回の実験中、コンビニ飯で一番驚いたのは、ローソンでアジフライが買えること。鶏の唐揚げはあったけども、アジフライか〜。良いとこつくな〜。アジフライはアメリカになく感動。実験の疲れもあってか、アジフライ食べて脱力しかけた。いや〜、コンビニで魚のフライが買えるのはいいね。もう1つ感動したのは、電子レンジで袋のまま温めれる煮物。わざわざ中身をお皿に出してラップすることなく温めれる一品、よく考えられてる。素朴ながら食べ応えがあり、味が薄いのも連日コンビニご飯を食べてる時に有り難い。冬は特に温かい食事として重宝。次の実験の時にコンビニ飯の進化をまた感じれるかな。

ボルドー街散策、ワイン博物館 La Cite du Vin

2011年にはなかったワイン博物館(La Cite du Vin) 。ボルドー中心から見て、川沿いの少し北側にあってトラムで20分ほどで到着。遠くからでも特徴的な建物は目立ってる。入場チケットには、ワイン1杯分(ジュースもある)も含まれていて、屋上ではないけど最上階にテイスティングスペースがあり、外の空気を吸いながらワインを嗜める。博物館内はオーディオツアーになっていて、ヘッドフォンとスマホみたいなのを渡されて、自分で歩いて展示されているところの赤丸にスマホを当てて音声を聞いていく仕組み。ワインに全く詳しくないけど、歴史だけでなく、香りを合わせるとどうなるかみたいなのもあってなかなか楽しめた。おすすめ。

ただ、もっとお勧めなのは、博物館の向かいにあるマーケット。ここはフードコートみたいなになっていて買ったものが食べれる。いくつかのお店は、その店にカウンターがあって、その場で座って食べれる。冷蔵ケースに海鮮のマリネが置いてあるお店(Les Requins Marteaux)で、結局、料理の名前は分からんかったけど、タコが入ってるマリネとフィッシュアンドチップスを昼食に。そこまで高くなくて、美味い。さすが食に妥協のない文化。今回、フランスへ出かける前にYoutubeでフランスでの食事についての動画を見てると、レストラン・カフェに入ると「まずはBonjourを言うべし」って言って、それは間違いない。その後、英語で話すことになっても、わりあい笑顔で話してくれる。アメリカ人、フランス人、日本人の間の文化の違いを体感。

プロポーザル採択されず

論文が掲載されて浮かれてたら、数日後、去年の11月に出した研究プロポーザルの不採択の通知が来た。この類のメールの書き出しは、「I regret to inform you that … (残念ですが、…)」これだけでも衝撃が大きいのに、自分のプロポーザルの評価がFairとGoodしかない低評価で、これの方がかなりショック。レビューの内容を今は見る気になれないから、数日置いた後にするか。去年の夏に終わったプロジェクトを継続するための研究資金になる予定がなくなり、プロジェクトが立ち消えになってしまう可能性が大。念の為、もう一つプロポーザルを別のところに出していて、それが採択されなければ、終了かも。研究プロポーザルは、1つ外れると、今後、全く採択されなかったら?!とかネガティブな思考に陥ってしまい、精神衛生上良く無い。そうなら無いように、レビューを見返し、論文を書いて、新たなプロポーザルを書くのみ。

久しぶりに外食した。シーフードを売りにしているレストランでフィッシュアンドチップス。大きめのタラのフライとポテト、タルタルソースとモルトビネガー、イギリスの定番料理やけども、アメリカで食べてもハズレがなく、ここのレストランでも美味しい。

焼き鯖すしレポート(2023年1月)

ここ数年、自分の中の”焼き鯖食べたい”熱が少し下がったものの相変わらず焼き鯖は好きで、特に空港で売ってる空弁は好き。焼き鯖の空弁は、羽田の国内線ターミナルで必ず探すものの1つ。が、一番お気に入りの「若廣の焼き鯖すし」は今回、見つけきれず、唯一置いてあった「銀座福ひろ 柚子香る焼鯖寿司」を購入。見ての通り大きめの鯖がしっかりタレに漬け込まれた一品。柚子の香りもする。香ばしいか?と言われると何とも。そもそも鯖と柚子の組み合わせが食欲をそそる組み合わせなのか、食べながらいろいろ疑問が湧いたのは事実。

続いて、大阪・伊丹空港で見つけた京都加悦の焼鯖すし。これも上のと似たタイプで、焼き鯖というより、甘露煮とか煮付けに近い感じ。悪くはないけど、自分の好みではない感じ。

3つ目は、本命、若廣の鯖すし。新大阪で見つけた1つで焼き鯖と鯖すしが両方入ったもの。焼き鯖のみのやつを探したけどなくて、お弁当売り場でぎりぎり残ってた最後の1つを購入。新大阪駅構内のお弁当の捌け方は飛ぶように売れててすごい。焼き鯖は安定して美味。鯖すしも悪くないけど、食べ比べるとどちらが好みか良くわかる。焼き鯖、焼き魚の美味しい所は、香ばしさと味の凝縮した魚の油。油味があり身がしっかりした焼き鯖の美味しさ、間に挟まったシソ、酢飯のご飯と、絶妙な一体感(若廣のウェブサイトに書いてる)は拍手もの。引き続き、自分の焼鯖寿司ランキング1位は「若廣の焼き鯖すし」。

石垣島でワーケーション・遊び編

2日間の仕事の後、2日間の遊び、スキューバダイビング(3ダイブx2)。久しぶりのダイビング。ぎりぎり寒くないぐらいの水温で楽しめた。今回は一度だけマンタを見れたけど、上からなのが残念。ゆらゆらと潜ってるところに、大きい影が迫ってくる感じは、なんとも言えない感じでそれが良い。巨大な海洋生物を近くで見る感動みたいなものと同時に少し怖い感じも。今回の発見は空港で売ってる八重山農林高校の生徒がレシピを考案した新ぱち農弁当は、旅先を感じれる「空弁」で美味しかった。飛行機とか新幹線で食べるお弁当は旅気分を盛り上げてくれて良い。

遅れていた荷物は5日経って見つかり、石垣島のホテルに郵送してもらい完了。今回学んだのは、コードシェア便がある時は、到着前の最後の航空会社が遅延荷物の責任を負うらしい。なるほど。