日本の年度末である3月は、退職される研究者の方の最終講義が多い。今までは偶然、日本に帰ってる時にしか参加できなかったのが、リモートワーク(Zoom)のおかげでアメリカからでもリアルタイムで参加できるのは有難い。ここ2週間の間に、同じ分野の3人の方の最終講義に参加した。最終講義というだけあって、研究者人生を全て振り返るスタイルの発表。学生時代、ポスドク時代、研究者時代、それぞれの時代に研究していたテーマを紹介したり、その時にお世話になった先生、同僚、後輩への謝辞などなど。 今までに参加したものも含めて、「そういう研究もされていたんですか?」って感銘を受けることが多く、かなり聞き応えがある。と同時に、もっと早く知っておきたかったなとも。聞けば聞くほど、論文になってない仕事が多いこと。参加申し込みをした時に、「一言どうぞ」っていう案内には「おめでとうございます」とは書くものの知り合いが減っていく寂しさの気持ちが多め。
週末前にちょっとタホ湖へ。この冬はよく雪が降っていて、まだまだどかっと雪が残ってる。湖と雪、砂浜の組み合わせが不思議な感じ。タホ湖でアルティテュード(高所)ダイビングはできるけど、水はめちゃめちゃ冷たいので、夏以外はお勧めできへんかな。いや、知らんけど。