博士学生のディフェンス

グループの博士課程の学生がディフェンスを行い、無事に卒業が決定した。2017年から一緒に仕事をしていて、コロナ禍によりいろいろあったものの学位取得に至ったのは何より。ディフェンスの構成は、

  • 全体向けの45〜60分の口頭発表
  • 学生と博士諮問委員(committee)だけの質疑応答の時間
  • 学生を部屋の外に出して、委員だけで話し合う時間

諮問委員会は物理学科教員4人+他の学部からの1人の計5名で構成されてる。Zoomを使ったハイブリッド発表、オンラインミーティングができるようになったのは、コロナのおかげ。いろんな人に発表を見てもらえる良い機会になってる。特に、この学生は奥さんと子供もいてるので、家族がZoom越しに学生の発表を見てたのは良かったかな。

大きな山場は質疑応答。基礎から専門まで幅広く質問されて、理解しているかを試される時間。委員からの質問にも良い感じで返せていて、学生を外に出して委員だけの議論の場でも良い評価。博士論文も仕上がってるし、博士論文の修正はマイナーな修正のみで満場一致で合格。主な成果は、学生が書いた論文が1本に、共著者としての1本の合計2本。まだ次の仕事先が決まってないのが心苦しいところやけど、卒業が決定したことは何より。今回で2人目の博士が誕生した。まだまだ研究室運営、学生との接し方等、学ぶことは多く、着いてくれた学生には感謝。

コメントを残す